宿命
正月早々、ガツンとやられましたね。。。
昨晩のNHKプロフェッショナルの
樂吉左衛門さんに唸ってしまった陶芸人は
少なくないと思われますが、
皆様、いかがでしたか?
↑↑↑私の昨年夏に制作した 初茶碗にて失礼します。
樂サマの茶碗をこんなブログに載せるわけにはいきませんので
お許しください。。。
“表現者の矛盾”
表現者である自分を 一方では必死でつかまえているのに、
もう片方の、こっちの手では放したい。。。
今しかない。
20代、30代に作ってきたものもあるけれど、
今の自分が乗っかている茶碗なんだよ。
追及しなければならないじゃなくて、
それが生きているってこと。
生きているってことは、
とどまってられない。
歩かなければならない。 いつも。
“400年の宿命を背負う男”
その重みを私に理解できるはずもないけれど、
その言葉と茶碗に向かう姿勢が深く心に沁み入り・・・
もやもやします。
小さいですね。私。
ズルイ事してのし上がろうとしている人にチッと思ったり。。。
そして、
最後の〆台詞。
“プロフェッショナルとは?”
「そんな特別なへだたりはなくて、
・・・・・
そんなものはいません!」
お茶目な言い方に 周囲に笑いがこぼれつつ、、、
深い。
日本橋三越にて、
十五代 樂吉左衛門展 開催中です。
1月8日(火)まで。
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