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2013年5月 6日 (月)

難しくなくもない

  
Img_8690
 
私の作業机から 鯉のぼりがたなびく姿が見えます。
 
 
端午の節句も終わり、
私にとっては鬱陶しいゴールデンウィークも終了し、
 
やっと
穏かな日常が戻ってくる・・・・・  はず、、、
 
 
 
なのに・・・
 
今週は、全く制作が出来ません。。。 涙・涙・涙・・・
 
 
 
やはり、
全てを引き受けるのは もう限界で、
 
何かを辞めなければならない時期かもしれません。
 
 
 
 
 
 
Img_8688
 
丸い皿を
 
 
 
 
Img_8689
 
四角にカット。。。
 
 
 
 
 
Img_8700
 
ビニールテープでマスキング後、色化粧泥を塗ります。
 
 
 
 
Img_8701
 
色化粧泥が少しテカリが引いたところで さらにマスキング。
 
 
 
Img_8702
 
 
 
Img_8703
 
くり返し、くり返し、、、
 
縦糸と横糸を織り込んでいくように、、、、
 
 
 
 
Img_8705
 
この↑写真を見て、確認しながら進めました。
 
 
全く同じにはなりませんが、
 
作り進めていくと前回よりも さらに細かくなってしまいます。
 
 
 
 
 
この織物のような紋様は、さすがの私も ちとタイヘンでした。
 
ある程度乾かないと次の糸貼りができないし、
乾燥し過ぎるとアウトです。
 
 
 
自分の この泥彩技法をタイヘンだ、難しいと思った事は 
ほとんどなく、
 
 
技法書でも紹介されておりますので、
お教室の生徒さんが この技法をやってみたい!
教えてください!
 
と、言ってくださると、
 
「手間はかかりますが、乾燥さえ気をつければ
 難しい事はないですよ。」
 
 
と、答えます。
 
 
 
しかし、
いざ、やってみると、たいていの方は上手くいきません。
 
 
ビニールテープがくっつかない、だの、
泥が薄過ぎたり、濃過ぎたり、
 
 
刷毛目が不自然だったり、むらになったり、
 
せっかくマスキングしてるのに、
まっすぐなラインに塗れてなく、
 
もしかして、ぬりえ、苦手でしたか?
無器用ですか?
 
状態になってしまいます。
 
 
 
“難しくはない”
 
と、言ったはずなのに、
すごく 難しい みたい。。。
 
 
 
そこで、
はたと思い出しました。
 
 
先日、トンカツ屋さんでの会食の時の会話を。
 
 
 
難しくない・・・
と、
私が思えるのは、
この技法を、何百、何千回、くり返しやっているから。
 
 
何百個も作って修得し、
体の感覚で覚えてしまっているから。
 
 
こんな手間のかかる技法なので、
頑張っても1年間に 150~200個位しか作れません。
 
 
しかし、この泥彩技法を初めてから、
16~17年位になるでしょうか。
 
 
大まかに計算しても、
3000作品は泥彩に費やしている事になります。
 
 
しかし、
この 16年間、3000作品の事を
私自身、すっかり忘れてしまっているのです。
 
 
お教室の生徒さん達にとっては
始めての 一つ目の泥彩作品。
 
 
3000個作ってきた私と同じようにいくはずがありません。
 
 
 
 
実は、
ぬりえが苦手でも、無器用なんかでもないんです。
 
 
 
1個目か、3000個目かの違いなんです。
 
 
しかし、
この差は大きいんです。
 
 
 
 
それなのに、、、
それなのにですよ。
 
 
「先生の技法、可愛い!簡単そう!
 ちゃちゃっと出来ちゃいそうなんで教えてくださ~い!」
 
とか、
 
 
「先生、この技法は、こうやった方が良いですよ。」
 
 
なんて、アドバイスしてくれちゃう人までおられます。
 
 
 
 
 
 
唖然・・・
 
と、しつつも
優しい私は、
 
懇切丁寧に対処してあげていますがねっっっ。。。
 
 
 
ったく・・・
 
 
 
 
 
Img_8706
 
こちらの丸紋様は、上の格子紋様よりは楽かな。
 
 
私にとっては、、、 ですよ。
 
 
 
 
Img_8708
 
 
たくさん、ご注文いただいております。
 
 
 
 
プレッシャー感じつつも
 
ひとつひとつ、一歩一歩 進んでいかねば・・・
 
 
 

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