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2016年12月 7日 (水)

最後の秘境?

 

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2ヶ月ほど前ですかね、ちょっと話題になったような噂を聞いたような気がしないでもない、

「最後の秘境 東京藝大」

 

陶芸教室で

「先生~知ってるう?!面白いよお~!」

「え?知らん!何コレ・・・」

 

で、貸してもろた。

ちなみに その貸してくださった方の息子さんは現役の藝大生。音楽学部だから美術とは人種がちゃうけど。。。

 

そう、

音校と美校の人種がまるっきり違うことはこの本を読めば分ります。

 

こういう本て当事者からすると往々にして、大袈裟に脚色してあったり、

ちょっと解釈が違うんだよなああああ、、、と感じたりするものですが

この二宮敦人さんの書いていることは全くもってその通り。恐れ入りましたっ!

 

著者の奥様が現役藝大生(しかも彫刻科ってゴリゴリの藝大生。)だからというコトもあるでしょうが、

きちんとした取材をもとに書かれていて そして冷静に客観視してらっしゃる。

しかし、

秘境とか、カオスとか、天才とか、、、

一般世間様から見るとそんな風に映るのか。

私達はいたって普通、まともだと思っているのですが。。。

 

いや、

何が普通でまともなのか、

あの頃、、、(バブルがはじけた直後、まだバブルの空気を引きずっていた時代、)

ディスコとやらでお立ち台にも上らなかったし、

合コンなんぞにも行ったことも 声がかかったこともなかったし、

女子大生ではあったけれど世間の女子大生様と比べると

女子大生と呼ばれるのは申し訳ない位のモッサリした女子大生なんで、女子大生って呼ばれなくていいです。

なんて、言っちゃって、

「女子大生じゃなくて藝大生です。」(←って、これは自負ね。)

そんな

お立ち台女子大生が普通なら私達は普通じゃなかっただろうし、

現在もあっちやこっちの名門大学の医学部の学生や教授が起こしている問題、

日本国内外の政治家達の思考や言動が普通でまともなのか?

そして、

陶芸教室においても

先生は普通じゃない、と、思われている方も多いかもしれませんが

んじゃあ、お教室で傍若無人に振る舞い、ルールを守れない方達が普通なのかっ?

先生は黙って・・・じゃなくて ギャアギャアワアワア言いながらもきちんと愛情をもって

皆さんのフォローを泣きながらしているのをご存知だろうか?

(って、愚痴った。ゴメン。泣いてないし。愛は無償でなければならないのに。スミマセン。)

 

藝大は普通じゃないかもしれませんが、

ものすごく まともな考えの集まりだと思います。

 

上野動物園で死んだペンギンの遺体をもらって来て染織工房の冷凍庫に保管していたのは

私の同級生のOチンだけど。。。やっぱ普通じゃないか。。。

それにしても

あのペンギン、あの後どうしたんだろう?

Oチンに聞いてみたいけど 行方不明になっちゃったからなあ・・・

ってOチンにしてみれば 私が行方不明か。

 

 

 「藝大のレベルは総じて高い。

 音校なら演奏技術、美校ならデッサン力。

 そういった、いわば基礎の部分にまずは高い能力が求められる。

 だが、それはできて当たり前。 何故なら努力でなんとかなる部分だから。

 藝大が求めているのは、それを踏まえたうえでの何か、才能としか表現できない何かを

 もった学生だ。

 ”光るものを持っている”と審査する教授に思わせることができないと、合格点は得られない   

 ようである。」

 

ヤダヤダ。

もう、あんな大変な受験は思い出したくもない。

私の受験にもちょっとしたドラマがあったよ。

が、そんな自分の子供がそろそろ大学受験だからなあ。

もちろん、息子は美術系には進みませんが 自分の辛かった受験時代を重ね合わせてしまいます。

 

 

なんで杉沼さんてこんな嫌な奴なんだろう?どんな環境で育って来て

こんな奴になっちまったんだろう?

と、思ったら

この本を読んでいただければ回答が得られると思いまっす。

 

って、

それは冗談としても大変面白い本だったのでご一読いただければ!

 

 

←←←←←←shine

 

 

 

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